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テントの端切れ生地で作る
巾着バック作りワークショップ

Voice|2025.01.23 up

2025年1月11日から3日間、千葉県のKISARAZU CONCEPT STOREにて「つくって たべよう あたたまろう キャンプフェスタ」が開催されました。muracoはミシンメーカー「JANOME」と共同でテントの端切れ生地を使った巾着作りのワークショップを行いました。さらに、焚き火や地元千葉県にちなんだ様々なアクティビティも実施され、多くの笑顔に包まれた3日間となりました。

Text : Koichi Kusano

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巾着バックは、型紙を用いて布をカットし、ミシンで縫い合わせていくというお子様でも簡単に完成させることができます。テント製造時に出る端切れや縫製不良で検品落ちしたテントから自分の好みの部分を選んでいきます。テントをハサミで切る体験ができるのも、このワークショップならではです。


ロゴがプリントされている部分が人気かと思いきや、テントの縫い目やフックの部分などをあえて残すなど、参加いただいたお客様それぞれの個性が光りました。


バッグの縫製に入る前に、ミシンの操作説明と練習を行います。今回、使用したのは多機能コンピュータミシン「Épolku OVI」。ボタン一つで糸カットや返し縫いが可能で、初心者でも簡単に使えるのが特徴です。



本体脇の端から1cm程度を真直ぐに縫っていくのですが、初めはミシン操作に苦戦する方も、徐々にコツを掴んでいく姿が印象的でした。上部分の袋口布部分を一周縫い付けるとバックの姿が見えてきます。仕上げに、muracoのテント・タープで使用していたロープと自在金具を通して完成です。普段何気なく使っているロープの特徴や自在金具の使い方をスタッフに聞いたりするお客様も。完成したバックは同じものが一つとしてなく、どれも素敵なバックが完成しました。


焚き火で繋がる地域の魅力
KISARAZU CONCEPT STOREの中庭では、焚き火マイスター・猪野正哉氏による「火おこし選手権」が開催されました。ファイアースターターを使って麻紐に火をつける速さを競い、優勝者には「焚き火マイスター」の刻印が入った焚き火台が贈られました。さらに、地元木更津産のお米を使った餅つき大会も実施。杵をつく度に「ヨイショ!」の掛け声が響き渡り、参加者たちの笑顔があふれていました。


焚き火のお供として振る舞われたのは「みたらしマシュマロ」。焼いたマシュマロに醤油を少し垂らすだけで、まるでみたらし団子のような味わいに。子どもから大人まで夢中になって、焼いて食べる光景が印象的でした。実は、国内醤油出荷量の約35%を占める国内最大の醤油生産地が千葉県です。また、焚き火で使用した薪は、千葉県柏市でアパレル物量倉庫を運営するユナイテッドイーストの協力で廃棄予定だった木製パレットを再利用。持続可能な取り組みとして注目を集めました。


ファッションと未来をつなぐKISARAZU CONCEPT STORE
今回、会場となったKISARAZU CONCEPT STOREは、三井アウトレットパーク木更津に隣接するファッションのテーマパークです。この場所は、新しい服のサイクルを生み出す実験場として、規格外品やデッドストック品に新たな光を当てる取り組みを行なっています。また、買い物体験やものづくり技術の紹介を通じて、ファッション業界の未来を模索しながら新たな価値観を提供しています。店内にはカジュアルウェア、スポーツ、アウトドア、シューズなど、幅広いジャンルのアイテムが約3,000㎡の空間に並び、訪れる人々に新しい発見を提供しています。

自ら作り、楽しむ。新しいアウトドア体験
今回のワークショップでは、参加者の皆様にモノづくりの楽しさを体感していただくことを目的に開催しました。普段何気なく使っているモノがどのように作られているか、使われているかを考えたり、知るきっかけになれば嬉しいです。muracoでは今後も様々なイベントに出店、ワークショップの開催を予定しています。会場で皆様とお会いできるのを楽しみにしています。

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